博士課程教育リーディングプログラム
「東北大学グローバル安全学トップリーダー育成プログラム」
リーディングプログラム支援リサーチ・アシスタント(RA)募集要項

1.リサーチ・アシスタント(RA)とは

東北大学におけるリサーチ・アシスタントは、優れた大学院博士課程在学者等を本学の各部局において行う研究プロジェクト等に参画させ、研究支援体制の充実・強化並びに若手研究者の養成・確保を図ることを目的として採用されています。

2.リーディング大学院グローバル安全学トップリーダー育成プログラムとは

「博士課程教育リーディングプログラム」は、優秀な学生を俯瞰力と独創力を備え広く産学官にわたりグローバルに活躍するリーダーへと導くため、専門分野の枠を超えて博士課程前期・後期一貫した世界に通用する質の保証された学位プログラムを構築・展開する最高学府に相応しい大学院の形成を推進する事業です。

本プログラムの目的は、我国や世界が直面する、巨大地震や津波などの自然災害あるいは気候変動、エネルギーセキュリティなどの多様なリスクの発生メカニズムの理解により、防災および減災などのための工学的・社会科学的システム設計ができるグローバル安全学分野のトップリーダー人材を育成することである。この目的のため、科学・技術・人文社会科学の研究者が連携したプログラムにより、「安全安心を知る」、「安全安心を創る」、「安全安心に生きる」という3つの視点からリーダーを養成し、人類社会の持続性に寄与すると共に産業・社会システムの構築による安全安心な社会の創出や日本・東北復興の先導を担える人材育成を行う。

プログラム概要及びプログラム担当者は以下のURLを参照してください。
http://www.jsps.go.jp/j-hakasekatei/data/saitaku/h24/M01.pdf

3.本プログラムにおけるリサーチ・アシスタント

本プログラムにおけるリサーチ・アシスタントは、高い専門的知識を有する博士課程在学者を対象に、グローバル安全学分野のトップリーダーを育成することを目的とした前期後期一貫課程のプログラム開発支援・研究支援を目的として採用されます。採用されたRAはリーディングプログラム推進機構グローバル安全学教育研究センターにおける「リーディングプログラム支援RA」となります。

また、優れた若手研究者を本プログラムが目指すリーダーとして養成することを目的として、博士後期課程在学者だけではなく、博士前期課程在学者もリサーチ・アシスタントの対象としています。

4.対象学生

本RAに申請できる者は、当該プログラムに参画している専攻等(注1)の博士課程前期2年の課程または後期3年の課程に在学する学生です。ただし、次の各項に該当する者を除く。

  1. 社会人学生
  2. 東北大学国際高等教育院博士研究教育院生
  3. 国費外国人留学生
  4. 日本学術振興会特別研究員
  5. 授業料を全額免除されている者
  6. 当該年度に本事業以外(TAを除く)で大学に雇用されている者

注1:参画専攻等

  • 理学研究科(地学専攻・地球物理学専攻・天文学専攻)
  • 工学研究科(機械システムデザイン工学専攻・土木工学専攻・都市・建築学専攻・ナノメカニクス専攻・航空宇宙工学専攻・バイオロボティクス専攻・量子エネルギー工学専攻・電気エネルギーシステム専攻・化学工学専攻・技術社会システム専攻)
  • 文学研究科(文化科学専攻・人間科学専攻)
  • 環境科学研究科(環境科学専攻)
  • 医工学研究科(医工学専攻)
  • 情報科学研究科(応用情報科学専攻)
  • 災害科学国際研究所
  • 流体科学研究所
  • 東北アジア研究センター
  • 学術資源研究公開センター

5.採用予定人数

60名

6.採用予定期間

平成24年12月1日~平成25年3月31日(4ヶ月)

7.勤務内容および義務

リーディングプログラム支援RAとして、プログラム担当教員の指導の下に、グローバルリーダー養成のためのリーディングプログラムを推進するための教育研究補助業務に専念することとなります。

特に、本リーディングプログラムの活動の推進と目標の達成のために、下記の事柄への積極的な参加は義務となります。

  1. 本プログラムにおける教育プログラム(C-ラボ研修等)への参加による、リーダー養成に効果的なプログラム開発への貢献
  2. 本プログラム主催の国際会議における「学生セッション」の企画、運営や発表および支援
  3. 本プログラム主催シンポジウムや全体会議への参加(平成25年3月16日、17日を予定)
  4. RA終了時における報告書の提出

なお、プログラム参画部局や専攻における研究遂行に関する軽微な補助業務についてはプログラム担当教員および指導教員の指示のもとで従事できるものとする。

8.給与(見込み)

週10時間勤務:月額84,000円~112,000 円程度
総額33~45万円程度(4ヵ月間、税込)
時間単価は、業務内容や書面審査の結果に応じて決定します。

9.審査方法および方針

当該センターにおいて書類審査を行います。主要な方針は、以下の通りです。

  1. 研究テーマ内容が「安全安心」領域の教育研究に資するものであること。
  2. 指導教員推薦書、TOEFL/TOEIC等の成績、学部・大学院での成績、研究発表歴等は評価の対象となります。
  3. 前期課程の学生については、後期課程進学予定者は優先的に考慮します。
  4. 本プログラムに位置付けられている講義科目(高度技術経営塾、キャリアパス講義、PBL研修など)の履修生または修了生は優先的に考慮します。
  5. 海外留学または海外における学会発表経験者を優先的に考慮します。
  6. 被災地における教育研究・ボランティア活動を実施している学生は優先的に考慮します。
  7. 本プログラムにおいて連携している外部機関との共同研究に従事する予定の学生は優先的に考慮します。

なお、審査結果は審査終了後に速やかに本人にE-mailにて連絡します。

10.応募について

応募者は指導教員と相談のうえ、以下のいずれかのホームページより「申請書」をダウンロードし、「指導教員の推薦書」(様式自由)、大学院後期課程学生は前期課程修了時、前期課程学生は学部卒業時の「成績証明書」をそれぞれ添付して下記応募先に提出してください。

工学研究科
http://www.eng.tohoku.ac.jp/news/

GCOE(変動地球惑星学の統合教育研究拠点)
http://www.gcoe.es.tohoku.ac.jp/jimu/index.htm

応募書類提出先:
〒980-8579 仙台市青葉区荒巻青葉6-6 (東北大学工学部・工学研究科事務部気付)
工学研究科教務課リーディング大学院担当事務局
TEL:022-795-5820(大学院教務係)
Mail: g-safety.office@energy.mech.tohoku.ac.jp

応募締切:
平成24年11月22日(木)17:00必着

問い合わせ先:
〒980-8579 仙台市青葉区荒巻青葉6-6 (東北大学工学部・工学研究科事務部気付)
工学研究科教務課リーディング大学院担当事務局
TEL:022-795-5820(大学院教務係)
Mail: g-safety.office@energy.mech.tohoku.ac.jp

11.採用終了後の報告義務

RAとして採用された学生は、RAの採用期間終了時に「リサーチ・アシスタント(RA)レポート」を速やかに提出していただきます。

 

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