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受賞・成果

中川原圭太さんの筆頭著者論文が Applied Physics Letters の Featured Articles に選出されました

MDプログラム2期生の中川原圭太さん(工学研究科 知能デバイス材料学専攻 D3)が筆頭著者をつとめた論文が米国科学誌 Applied Physics Letters の Featured Articles に選ばれ、2019年10月14日付でオンライン公開されました。論文タイトルは Temperature-dependent spin Hall effect tunneling spectroscopy in platinum です。

中川原さん、新田淳作教授、好田誠准教授らの研究グループは Luqiao Liu 教授(米国・マサチューセッツ工科大学)らの研究グループと共同で、スピンホールトンネル分光法と弱反局在解析を併用することによりプラチナPt薄膜のスピンホール角を正確に評価することに成功しました。スピンホール角はスピン軌道トルクを用いた高速・低電力不揮発性磁気メモリー素子(次世代MRAM)の設計指針となります。

この研究についての詳細は東北大学から発表されたプレスリリースをご確認ください。

・東北大学プレスリリース

「電流‐スピン流変換の正確な評価法を確立 -次世代不揮発性メモリー素子(MRAM)の設計指針を提供-」

 

マサチューセッツ工科大学での海外インターンシップ中に Liu 研究室のメンバーと (前列左から2人目が中川原さん)