曜日・教室 | 月曜4限・教室は別途通知 |
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科目群 | マルチディシプリナリ科目 |
単位数 | 2 |
対象コース | ヒューマンサイエンスコース |
開講学期 | 2学期 |
担当教員 | 長谷川公一 教授 |
授業の目的と概要
原子力発電の社会史をとおして、現代の社会変動を考察する。福島第一原発事故をふまえ、広島・長崎の原爆問題を経験した日本がなぜ「平和利用」のもとに原子力推進政策を続けてきたのか。その歴史的背景・構造・利害連関などを理解する。
学習の到達目標
日本における原子力発電の歴史と論争史を理解し、原子力発電をめぐる社会問題の歴史的な構造を把握する。
授業内容・方法と進度予定
1回目:プルトニウムの発見
2回目:「平和のための原子力」
3~7回目:日本の原子力政策 1~4
8~10回目:「原子力村」の構造
11~14回目:原発・核燃料サイクル施設と地域社会
15回目:まとめ
成績評価方法
リポート[70%]・出席[30%]
教科書および参考書
教科書は、吉岡斉、2011『新版 原子力の社会史』朝日選書、長谷川公一、2011『脱原子力社会へ』岩波新書、舩橋晴俊・長谷川公一・飯島伸子、2012『核燃料サイクル施設の社会学』有斐閣ほか。参考文献については、教室で指示する。
その他
オフィスアワー:月曜 5限(要予約)