| 曜日・教室 | 火曜2限・教室は別途通知 | 
|---|---|
| 科目群 | 基幹科目 | 
| 単位数 | 2 | 
| 対象コース | 全コース | 
| 開講学期 | 1学期 | 
| 担当教員 | 戸島貴代志 教授 | 
授業の目的と概要
安全・安心の概念を考えるに際し、哲学的な視点から、もっとも基本的なものの見方を学ぶ。哲学のほか、生物学的視点、言語学的視点および宗教的な視点も交えた総合的な理解を目指す。
学習の到達目標
安全・安心の概念をめぐる、もっとも基本的なものの見方を理解する。
授業内容・方法と進度予定
ものは、〈外側から〉眺められ、〈内側から〉生きられる。前者すなわち表象する思考は対象から距離をとる客観的思考を目指し、後者すなわち遂行する思考は対象そのものと一つになる主体的思考を目指す。講義では、両者の中庸に本来の現象学的思考が位置することを立論し、倫理学の原点には常にかかる中庸が控えていることを、以下のトピックを通じて展開する。
- 「外側から捉えることと内側から捉えること」
 - 「思考の枠組み」
 - 「個と場」
 - 「生きた言葉・死んだ言葉」
 - 「部分と全体」
 - 「語られるもの・示されるもの」
 - 「みずから・おのずから」
 - 「目立たぬもの」
 - 「技術-待つことと土着性」
 - 「長い時・短い時」
 - 「類型の突破」
 - 「出会い-強者と弱者」
 - 「二種類の効率」
 - 「ひっかかりをもつこと」
 
成績評価方法
レポート7割、出席 3割
教科書および参考書
授業時に指示